2008-05-24

ドリバトン? お題: 旦那交換 ~テニプリコラボ~ "ONCE IN A BLUE MOON" (5)


Music by Keigo Atobe, Oblivion The Ultimate Hard Worker



※注意: 
テニプリの好きキャラを自分の旦那さんとして扱っております。                     
その旦那を交換するという、物語です。     
嫌悪感違和感のある方はスルーしてください。

     Copyright©Rin Kubota 
テニプリキャラ指定:跡部景吾&忍足謙也&忍足侑士 
の3人が登場します。ご理解いただける方のみどうぞ。

 
パートナー交換:

跡部景吾・あき夫婦 & 忍足謙也・凛夫婦
(サブタイト
ル横に筆者名記載して有ります。  
うちはあき&久保田凛の合作です。)


(凛ちゃんのブログはこちらです♪)


 【景吾・凛サイド ~テイク~3~】 (by 凛)


部屋に入って先に言葉を発したのは景吾君の方だった。

「取り合えず、さっぱりさせてもらうぜ。
。。。っとレディファースト・・・のほうがいいのか。」

その言葉を聞いてうちがくすくす笑うと、景吾君は怪訝な顔をした。

「あ、ごめんごめん。  景吾いつも、あきちゃんと、一緒に入ってるんやね、お風呂。」

冷静な景吾君がたじろぐほどの、大きなリアクション!
「な、何だってそんな事がわかるんだっ!」

しかも顔・・・赤・・。
以外とわかりやすい単純な人なんかもしれへん・・、こんな時やのになんか笑ろてしもた・・。

「今の、レディファーストのとこ・・・ちょっと変やったもん(笑)
いつも先も後もないなら一緒に入るんだなって。そんな気がしただけ。」

「まいったな。。。

と、とにかくだ、今は俺たちの事を考えようぜ・・・」

「そやね、じゃあ。。景吾、先に入ってくれる?」


景吾君がシャワーを浴びている間、携帯を取り出して見てみる。

やっぱりメールも着信もない。。。

そして渡されていたいざと言う時の電話番号を何気に眺めて見てみた。


しばらく眺めて、大きくため息をついて、携帯と一緒にバックになおす。


そして、ドアのほうへ。。。
空けて外をみる。
もう時間は既に夜中の1時を過ぎてる・・・・・。



謙也どうしてるん?
あきちゃんと、どうしてるん?
謙也、うちの事思い出してくれてる?


いや、大丈夫「俺には凛しか居てない」って言うてくれてた。嘘やないよ。
うちは自分で自分に納得させた。


そうしていたら、
景吾がバスからあがってきた。


「いいぜ。ゆっくり入ってきてくれ」
と一言。

「うん。でも・・・その前に、もうちょっとだけ話ししたいねんけど。。。付き合うてくれる?」

景吾君はフッと笑って、

「ん?何だ・・・ここまできて、気持ちが変わったのか?
ま、いいぜ。そうだな、じゃワインでもどうだ?」
「ええね。じゃ、グラス用意するね。」

それからもう一度飲みなおし・・・。
一体どんだけ飲むんやら・・。

どのくらい話したんやろう・・・空いたグラスを置いて

「ほな、お風呂使わしてもらうから」

そう断ってからバスルームに・・・。

彼、結構酔ってそうやわ。
そりゃそうやよね。尋常で居られるはずないわ。
うちもやけど。。。



お湯を張りながら体を洗って、ゆっくりつかっていると、気持ちもほぐれる・・・。
わかっていた事とは言え、謙也以外の人と同じ部屋でお風呂に入ってるやなんて・・・どう考えてもどうかしてるわ・・・・。

正直、今。そこのドアを開けて万が一、入ってこられてもどうすることも出けへん・・・。

でも、景吾君は絶対しない人やと思う。



もたもたするくらいの時間を使って出たうちは、窓のほうを向いている景吾君に声をかけた。

「おまたせやったね」

「ああ。」


「本気で・・・・。しよ、な。」

「ああ・・・そっちこそ大丈夫なんだろうな? 酔っ払って眠っちまうんじゃないのか?
俺は朝まで、寝かせる気はねぇぜ?」


「すごい・・・台詞や(苦笑)。

本音言うと・・・確かに、ちょっと怖いけど・・・。

うち、普段は早寝早起きやからな~・・・途中で寝てもたらごめんやデ・・・」

「こんな時までそんな事を・・・
いや、もう、うんちくはいい。。。。

さあ、始めようぜ」

そういうと、手に持っていたグラスをテーブルに置いて、彼は私にゆっくりと、近づいてきた・・・・




 【謙也・あきサイド ~テイク~3~】 (by あき)

「あき・・・」

謙也の顔が近づいて来る・・・私は思わず顔をそらした。
ちょっと、待ってよ。 どこからこういう展開になるわけ??
謙也、近いよ・・・

「覚悟はできてるんやろ。 
 さっき、俺次第・・・ていうてたしな。
 ゆっくり朝まで楽しまんとな。」

耳元で囁く謙也。 ふわふわの髪が触れる。
その柔らかな感触は、この状況を忘れてしまいそうになるくらい
心地よいものだった。

ダメ!! 冷静にならなきゃ。。。
景吾、どこ? はやく来てよ!!

「そう、言ったけど・・・あの・・・」

「ほんなら、まずこうやな。」

「え?! え?? 何?! やだ・・・謙也・・・」

(こんなの謙也じゃないでしょ?? 酔ってるの?)

謙也は私のスカーフを解いて、目隠しをした。
そのままドアを開ける。 

「あき、何が見える?」

・・・答えられない。 もう今は景吾しか見えていないから。
それに、この甘い香りは・・・ 
部屋中にほのかに香る上品な香り・・・

「どないや? ええ感じやろ?」

「そうね・・・気に入ったわ。
 だから、このスカーフとってくれない?」

「まだや。」

謙也に抱きかかえられてベッドルームへ入る。
ここまで来ても、私は謙也が本気で言っているとは
思えなかった。 

「もういいでしょ。」

「なんや。これからやないか。
 あきの可愛い顔が見られへんのは勿体無いからな。
 スカーフはとったる。」

「謙也・・・あの・・・シャワーくらい浴びない?」

「それって、誘っとんのか?」

「え? ち・・・違うよ。 先に行ってきていいから。
 その方が気持ちいいし・・・ね?」

「そんなん待てへんて。」

「でも、あの・・・ あのね、私、景吾しか知らない・・・
 だから・・・」

「ほんなら、他の男も楽しんだらええねん。
 なあ、あき。 俺のマークもつけてええんやろ?」

謙也の重みを感じる・・・

謙也、あなた、本気じゃないでしょ?
どうしたの?

景吾・・・私のこと信じていて。



~ to be continued ~

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あとがき: 今回は短いです。(^^;  やっと、交換っぽくなってきた?
このストーリーの登場人物の設定は24歳くらいだからね。 
オトナの雰囲気もいいかしら??



3 件のコメント:

さんのコメント...

いよいよ!いよいよ!王手ですかね奥さん!!(ってどっかのエロ親父みたいな・・)
いつも楽しみにしてます♪

妄想楽しいけどこれだけ長いと大変だよね。
あれこれ詰め込みたくなるもん。
でもとっても読みやすくて、まとまってる!!しかも素敵だわ。
景吾!謙ちゃん!どうなの?

次回も楽しみにしてますね。

うちは あき さんのコメント...

★秋ちゃん★

最初はね~、こんなに長くするつもりは
全くなかったんだけどね~~。(^^;;
お付き合い頂いて本当にありがとう!!
あと2話で完結する予定。^^

もう妄想しすぎで、最近関西弁で物事を考えている自分が怖いです。(← ビョーキや!!)

最後は、凛ちゃんとあきちゃんは
「じゃまや!!」とか言われ、
景吾と謙ちゃんが違う世界へ行かない様に
頑張ります!! (爆 

匿名 さんのコメント...

邪魔にされそうな凛です。だって謙也(潤さん)の「欲しい」に適う声を出せないってばよ。。。謙也が声色変えてきたらこわいやろな~~。危うし!危うし!!

。。。なんか読み違えそうだわよ。